寺内樺風の就職先や出身高校は?【JC監禁事件の真実…5回妊娠?】両親/生い立ち/現在などを調査!

今回は、「埼玉女子中学生誘拐監禁事件」の犯人である寺内樺風についてです。犯人である寺内の就職先出身高校について、「JC監禁事件の真実…5回の妊娠?」とは?また彼の両親生い立ち現在についてまとめました。

【埼玉女子中学生誘拐監禁事件】犯人の寺内樺風事件の概要振り返り

いまだ記憶に新しいと思いますが、この事件は2014年から丸2年もの間、女子中学生(当時15歳)が誘拐され監禁されていた事件です。この事件の概要を振り返ります。

 

事件の概要

 

この事件の犯人は、当時千葉県千葉市のアパートに住む寺内樺風(てらうち かぶ)逮捕時23歳の男性です。この事件発生は2014年3月10日埼玉県朝露市において、被害者が学校からの帰宅途中に若い男性と話す姿話最後に行方不明となった事件です。

 

その後3月19日に本人の筆跡と思われる手紙が両親のもとに届いたのを最後に、被害者は2016年3月27日に東京都中野区のJR東中野駅近くで保護されるまで監禁されていました。

 

被害者を保護した経緯は、2016年3月27日に被害者は監禁されていた部屋から抜け出し、JR東中野駅付近の公衆電話から「助けてほしい」と110番通報があり現場に到着した警察官が保護しました。

誘拐時の状況

 

寺内は被害者が学校から1人で帰宅途中に車に乗った状態で

 

「両親が離婚した、弁護士から話がある」

 

等の声掛けをして被害者を車に乗せ、当時寺内が住んでいたアパートに連れていきました。被害者は車内ではアイマスクをつけさせられ、場所がわからないようにされたようです。

 

なお、寺内の住む場所から犯行場所まで少し距離がありますが、寺内は逮捕後このように供述したようです。

 

「都会過ぎず、田舎過ぎない場所だから」

 

計画して犯行に及んだとわかる供述ですね。さらに犯行場所の下見をし1人のところを狙ったとも言っているようです。

監禁時の状況

 

被害者が行方不明になった後、被害者の自宅に手紙が届きましたが、これは上尾市にある上尾郵便局の消印があったようです。寺内が居場所の偽装をしたと言われています。

手紙には

 

「元気にしている。迷惑かけてごめんなさい。しばらくは帰らない」

 

等と書かれていたようです。寺内は被害者に対し

 

  • 「お父さんは借金をしている、借金のかたにお前をあずかる」
  • 「お前は売られた」
  • 「両親に捨てられた」

 

等と伝え、その内容を紙に複数回書かせ心理的に支配し、いわゆる洗脳のような状態にしたようです。

 

さらに洗脳の手段として、アサガオの種から抽出できる成分を用いて、ドラッグのようなものを作り服用させていたようです。このアサガオの種には幻覚作用があるようですが、違法ではありませんし、ネット上にも多くの情報がありました。

 

被害者の監禁場所は、外からカギがかけられるようになっていたものの、拘束のようなことはされておらず、パソコンも使える状況だったようです。

 

しかし、パソコンでは閲覧履歴を確認され、動画配信サイト等の限られたサイトしか見ることができなかったようです。また、一緒に外出することもあったようですが、基本手をつながれており、偽名で呼ばれていたようです。

保護時の状況

 

被害者は110番通報する前に、自身自宅に電話し母親と会話していました。両親は場所と状況を聞き、近くの人に助けを求めるように指示し110番通報して、被害者自身にも110番通報するように指示したそうです。

 

その後3月27日午後0時30分頃現場に到着した警察官に保護されたようです。寺内が一人で出かけた際にいつもはかかっている玄関の鍵が開いており、被害者は脱走したとのこと。

 

保護された場所は、監禁されていたであろう寺内の住むアパートから約300メートル離れた地点で、誘拐されたであろう場所からは約18キロメートル離れていました。

犯人の逮捕時の状況

 

埼玉県警察は被害者からの事件について聴取し、寺内樺風を未成年者誘拐の疑い公開指名手配をした。3月28日静岡県伊東市内において「血だらけの男が歩いている」旨の通報があり、3月28日午前3時22分に現場に到着した警察官が男の荷物を確認して、運転免許証の氏名から指名手配犯であることが判明しました。

 

寺内は警察官に対し

 

「自殺しようとカッターで切った」

 

と言い、首に切り傷があったことから病院に搬送され、退院後逮捕されました。

【埼玉女子中学生誘拐監禁事件】寺内樺風は就職先も決まっていた?

 

寺内樺風が逮捕されたときは3月28日で、寺内自身だ在籍していた大学を卒業した年になります。

 

寺内は千葉大学に在籍しており、千葉大学は逮捕の報道を受け「卒業認定・学位授与の取り消し」を行いました。大学を卒業するにあたって進む道は大学院に進学するか就職するかと分かれてきますが、寺内は就職先が決まっていたと言われています。

 

寺内は東京都の消防設備関連の会社へ内定が決まっていたようです。大学時代は千葉県の学校の近くに住んでいましたが、就職の関係で東京都中野区に引っ越ししていました。当然逮捕の報道を受け、内定を出していた会社は内定取り消しを発表しました。

 

寺内の父親は防犯グッズの販売会社を経営しており、寺沢自身も将来的には後を継ぐことを考え消防設備関係の会社に就職する予定だったかもしれませんね。

寺内樺風の出身高校学歴は?

 

寺内は中高一貫である大阪教育大学付属池田中学校から大阪教育大学付属池田高校へ進学しています。どうやらこの高校は関西地区では有名な進学校で、ここに通う寺内は頭がよかったようです。

 

その後、千葉大学工学部情報画像学科に進学しています。これを機に実家のあった大阪から出て、千葉大学近くにあるアパートで独り暮らしをするようになったようです。

 

千葉大学も国立大学であるため入学は難しかったと思われますが、寺内はやはり勉強はできたようです。その後、逮捕される前までは難なく卒業するはずでしたが、逮捕により卒業はなかったことになりました。したがって寺内の学歴は大学の中退でしょうか。

 

大学側からしても不名誉なことですので、入学自体なかったことにしたいでしょうね。

【埼玉女子中学生誘拐監禁事件】同級生の証言から暴かれる寺内樺風の学生時代

 

寺内については逮捕後、すぐにマスコミによって寺内の学生時代等について証言が集められた。同級生からの証言には、

 

  • 「アニメが大好きだった。パソコンなどの機械に強く、頭が良かった。昼休みは1人でパソコンをしていることが多かった」
  • 「缶バッジカバンにジャラジャラ付けてた印象めちゃ強い」
  • 「普通に会話はするけど、内面にまでは踏み込ませないような雰囲気があった」
  • 「気の合う仲間とボソボソと話している印象だった」
  • 「いっつもアニメの話しかしなかったし、クラスの中でもちょっと浮いている存在だった」

 

と、いわゆるオタク系である証言が多かった。

 

しかし、この証言には信ぴょう性がなくなってきています。ある者がツイッターで寺内と「同級生」であることをツイートしたことがきっかけで、マスコミが取材依頼をし、それを面白がりネット上に「偽物の同級生」が大量発生したようです。

 

したがって、ネットで検索をかけてもどれが本当の同級生の証言かはわからない状況になっています。

 

これもネットが普及した弊害でしょうか、ネット上には情報過多であり、情報の真偽を見極めなければならなくないますね。また、面前ではなくあくまで顔の見えないネット上ですので面白がっている人間もいるようです。事件の重大性を理解してほしいですね。

5回妊娠+暴行…。"クリーブランド事件"に影響された!?謎の留学期間と事件との関連性

 

寺内は大学時代、2012年10月から2013年9月までの約1年間大学を休学し、語学の勉強と小型航空機の操縦免許の取得が目的でカナダに留学していました。

 

ある記者このようにコメントしていました。

 

「調べてみると、留学中の13年5月に米国を震撼させたクリーブランド監禁事件が発覚、解決しています。現地のテレビでは連日おぞましい犯行内容が放送され、衝撃を与えました。彼もそれを目にした可能性があります」

 

寺内は警察の調べに対し、

 

「中学時代から誘拐願望があった」

と供述しているそうです。その願望が抑えられなくなったきっかけが「クリーブランド事件」とされています。

 

 

クリーンブランド事件とは、

 

2013年にアメリカ合衆国のクリーブランドで発覚した誘拐監禁事件。
2002年から2004年にかけて行方不明になった女性3人が、監禁されていた家から約10年ぶりに救出された。

 

容疑者として逮捕された男は被害者宅の近隣地区に住むスクールバス運転手の男だった。被害者のひとりが監禁中に生んだ6歳の子供も一緒に保護され、DNA鑑定により容疑者との子であることが確認された。

 

この事件は、今回の事件とも共通点が多いともいわれています。

 

ここで気になるのが、「5回の妊娠+暴行」についてですが、クリーブランド事件では

 

地元警察当局の調べなどによると、カストロ容疑者は被害者のひとり、ミシェル・ナイトさんを繰り返し強姦し、5回妊娠させた。

 

だが、妊娠がわかると同容疑者はナイトさんの腹部を蹴ったり、食事を与えないなどの虐待を加え、いずれも死産させていたという。

 

という考えられないことがあったようです。その事件は映画化もされています。

 

寺内はここまでの犯行は行っていませんが、いずれはこうなっていたかもしれないと考えると恐ろしいですね。

寺内樺風と誘拐された少女斎藤杏花との間に性的関係はあった?

 

先ほど紹介したクリーブランド事件では、性的関係はあったようですが、今回の事件において寺内と被害者である少女斎藤杏花ちゃんは性的関係はあったのかどうか気になるところです。

 

今回2人は2年間一緒に生活してきたわけですが、どうやら体に触れられることはなかったとのことです。この話が本当であるならば性的関係はなしということになります。

 

真実は不明ですが、事件は公開捜査で、被害者には行方不明のビラ等が写真付きで出まわっています。被害者の少女の意向や今後の社会的な影響、事件としての立件の有無等からマスコミには発表されない可能性もあります。

 

誘拐事件には、ストックホルム症候群(犯罪者と被害者が危機的状況に長時間いることで被害者が犯罪者に好意を寄せてしまうこと)というものがあります。

 

今回の事件では被害者の行動の自由が比較的多かったことから、報道では明らかとなっていない真実があるかもしれませんね。

【埼玉女子中学生誘拐監禁事件】両親/生い立ち/実家は?

 

寺内は事件犯行時独り暮らしをしており、家族と同居ではありませんでしたが、家族にも注目が集まりました。

 

寺内の家族は大阪府池田市に両親と妹と住んでした4人家族でした。母親は専業主婦で、先に紹介したとおり父親は防犯グッズの販売会社を経営している経営者で「e防犯.com」という会社を営んでいました。

 

寺内の逮捕後、父親は会社のホームページにおいて「弊社近親者に関する報道についてのお詫び」という題で謝罪をし、当面の間営業を自粛するという文章を掲載していました。妹には詳細はありませんでしたが、驚くことにこの事件の被害者と同い年のようです。

 

寺内は小学校から高校までの間は実家近くにある大阪府池田市にある学校に実家から通い、大学は千葉県で独り暮らしをしています。寺内の実家は大阪府池田市で阪急宝塚線池田駅から徒歩5分ほどの住宅街で、自宅兼会社であったそうです。

父親は会社経営者で、母親は専業主婦で家庭環境は経済面を含め良さそうですね。こういった事件の犯人は比較的家庭環境が良いイメージがあります。何かしら共通点があるかもしれませんね。

実家両親親族はエリート!?

 

ネットは怖いもので、家族や親族の情報も出てきてしまっています。ネット上では親族はエリートと噂されています。

 

父親は会社経営者であり、祖父は大学教授と言われています。寺内自身関西地区で有名な学校に進学し、大学は国立であることからエリートの血を引いていたのでしょうか。

 

犯罪を起こさずに成長していれば、エリートとして生活を送っていたかもしれませんね。

交際した経験もあった

 

こういった事件の犯人は女性経験が少なく、女性とあまり関わらず生活してきたイメージがあります。また同級生の証言からはオタクだったようなことも言われています。

 

しかし、高校2年生の時にぽっちゃりした女性と交際しすぐに別かれたという証言がありました。

 

交際の経緯も判明していないため学生特有の遊び半分での交際かはわかりませんが、すぐに別かれていますので女性経験が豊富とは言えませんね。

性格・好きなものには熱中するタイプ…。

 

寺内は、比較的静かな学生生活を送っていたようです。同級生の証言の中には「いつもアニメの話をしていた」「気の合う仲間と話していた」とあるように、好きなものには熱中する性格で饒舌になるそうです。

 

寺内が留学し、航空機の操縦免許を取ったことも、好きなことにのめりこみ、熱中する性格だったことを表していると思います。

 

一つの分野において熱中することは他人より秀でるので良い傾向ではあると思いますが、寺内は熱中するものを間違えたようですね。

【埼玉女子中学生誘拐監禁事件】裁判の判決は?寺内樺風の現在

 

裁判において、寺内樺風は懲役9年の判決を受けました。

 

検察は、寺内に対し未成年者誘拐罪と監禁致傷罪で起訴し、懲役15年を求刑しました。寺内は被害者に対し身体的傷害は負わせていませんでしたが、未成年者に対し重度の心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負わせたとして監禁罪ではなく監禁致傷罪として起訴されたようです。

 

また、寺内は駐車中の自動車からナンバープレートを計12枚盗み窃盗罪としても起訴されています。犯行時身元が判明しないように別のナンバープレートを用意したようです。

 

寺内はこの判決に対し、おおむね認めてはいるものの、監禁致傷罪については否認しています。弁護側は、被害者を監視したりしておらず、一人にするときもあった、と主張したが事実は争わずに寺内が統合失調症の可能性があるとして精神鑑定を依頼しました。

 

 

どうやら寺内は裁判において

 

「おなかすきました」「森の精霊です」「今なら、からあげくん増量中」

 

等意味不明な事を言い始めたことから、現在は統合失調症の鑑定を行うようです。

 

ナンバープレートを盗む等かなりの計画性が見える犯罪であったにもかかわらず、裁判時には正常な判断がつきません統合失調症でしたというのは許せませんね。

まとめ

  • 寺内は2014年から丸2年間女子中学生を自身のアパート誘拐監禁していました。
  • 寺内は国立大学を卒業し、消防設備関連会社に就職先も決まっていました
  • 寺内は中学から関西で有名な進学校に通っていました。
  • 寺内は同級生の証言でいわゆるオタクであることがわかりました。しかし、ネット上では偽物の同級生が大量発生してしまっています。
  • 寺内はカナダに留学しており、その際にクリーブランド事件に影響されたのではないかと言われています。
  • 寺内と被害者には身体的な関係はないとされています。
  • 寺内の父親は会社経営しており、祖父も大学教授でエリートな家系であることがわかりました。
  • 寺内は高校時代に女性と交際したこともあるようです。
  • 寺内は好きなものに熱中する性格であり、留学して高級機の操縦免許を取るほどです。
  • 寺内はこの事件で、「未成年者誘拐罪」と「監禁致傷罪」と「窃盗罪」で起訴され、懲役9年の判決を受けましたが、統合失調症の疑いがあるとして精神鑑定をするようです。
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