イラストとタミフル75mg

タミフルが効かないこともある

インフルエンザの薬の中でも、特に有名なのはタミフルです。かつては副作用による異常行動が指摘されていましたが、その後この点も改められるようになり、今ではインフルエンザの予防薬としても使われるようになっています。予防薬として使う場合は、内科で処方してもらえます。しかし、病気になってから処方をされるのではないため、保険適用はなされず、実費負担になります。
その一方で、タミフルが効かないというケースも見られます。これにはいくつか理由があります。まずタミフルは、症状が出てから2日以内に飲むのが一番効くとされています。そのため、症状が出てから病院に行くまでが長引いたりした場合は、効果が現れないこともあります。また、インフルエンザのタイプによっても効く効かないがあります。
インフルエンザにはAとB、そしてCの3種類があり、一般に流行するのはAまたはBです。この2つの違いについては、A型は高熱が出て、症状もかなり強いのが特徴です。その代わり短期間で回復する傾向があります。一方Bの方は、Aほどの症状は出ないことがありますが、治るまでに時間がかかります。そして、タミフルの効果が出やすいのは、実はAの方です。ですから、B型のインフルエンザの場合は、タミフルを飲んでもなかなか治らず、他の種類の薬の方がいいということもあります。
元々タミフルが保険適用されるようになったのは、2001年からで、それ以後は合併症も減り、熱が出る期間も多少短縮されるという理由から、広く用いられるようになりました。しかし、それでも効かないことはありますので、何が何でもタミフルというのではなく、まずは病院にかかって、医師の処方による薬を飲むようにしましょう。また、水分補給ができていないと熱が下がりませんので、その点にも注意してください。